2016年 重陽の節句 ~町家でシャンソン Kusuyoコンサート~

  社会福祉法人 しみんふくし滋賀

2016年11月24日 12:07

 今年の『重陽の節句』はシャンソン歌手のKusuyoさんをお招きし、コンサートを開催しました。

【出演者の紹介】 

Kusuyoさん(シャンソン歌手)
滋賀県守山市在中。
プロ歌手としてのデビュー時から禅を学び、禅の教えを礎に『生命(いのち)と心の煌めき』を独自の世界観で歌を介し表現する。
全国各地でコンサート、ディナーショー等を開催。
毎年、障害のある方へのチャリティーコンサートも行っている。
      
                                                            
【お食事】
 しみんふくし滋賀の給食事業『キッチンゆうゆう』の職員が腕によりをかけた料理をご堪能頂きました。重陽の節句にちなんでご飯と和え物には食用菊を入れました。また滋賀の名産であるもろこや永源寺こんにゃくを使用した料理は大人気!!みなさんに「おいしい!!」、「菊を使うとはめずらしい!!」と大好評でした。




【コンサート】
 『シャンソン』と聞くと、「言葉は知っているけどんな歌?」と疑問を持たれる方が多いのではないでしょうか。シャンソンとはフランス語で「歌」を意味する言葉です。日本で言うシャンソンは「フランス歌謡曲」を指し、内容としては恋愛ものや人生の転機を歌にしたものが多いそうです。
 Kusuyoさんも曲によってそれぞれの主人公になりきられていました。明るく楽しげだったり、静かにどこか憂いを帯びた表情だったりと、まるで歌の情景が目に浮かぶようでKusuyoさんの世界に引き込まれました。女性の明るさ、悲しさ、艶やかさなどを上手に表現されていて、客席に向かってセリフを投げかけられる時、目が合うとドキッとするほどでした。
 後半は衣装もチェンジされ、改めて新鮮な気持ちで見ることが出来ました。客席の間を歌いながら歩かれ、目が合うお客さんに手を振ったり話しかけるようなしぐさをとられ、会場は盛り上がりました。最後にクラシック曲の「アヴェ・マリア」を披露され、会場もそれまでの陽気な雰囲気とは一転し、静かなムードのある雰囲気へと変わりました。綺麗な透き通った声が野間邸の広間に響きわたり、とても厳かな神聖な空気が流れました。歌い終わった後に会場から「すごい鳥肌が立った」「涙がでそうになった」と声が上がり、皆さんとても感動されていました。




 心配していたお天気にも恵まれ、無事に重陽の節句を終えることが出来ました。Kusuyoさんをはじめ、ご協力頂きました皆さん、本当にありがとうございました。お申し込みが多く、今回お断りをさせて頂いた皆様もどうぞ次回にご期待下さい。

 さて、次のイベントは
2016年10月30日(日)『第13回野間邸寄席』です!!。お馴染となりました桂米平さんをはじめ笑福亭飛梅さん、桂しん吉さんにお越し頂きます。毎回、新しい噺家さんをお迎えしての野間邸寄席は会場が揺れるほどの大盛り上がり!!是非ともお誘い合わせのうえお越し下さい!!
 詳しい情報は随時ホームページに掲載しますので、どうぞお誘い合わせのうえお越し下さいますようお願いします。皆さんと一緒に楽しいひと時を過ごせますよう、心よりお待ちしております。
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