2016年 七夕の宴 ~地歌舞~

  社会福祉法人 しみんふくし滋賀

2016年07月14日 08:00


2016年7月7日(木)に「七夕の宴 ~地歌舞~」を開催しましたのでご紹介します。

【笹飾り】
 しみんふくし滋賀「材久さん」・「グループホーム出町」の利用者さんに作って頂いた笹飾りを、「生き生きクラブ」の皆さんに飾り付けして頂きました。大広間に風が吹くと、笹の葉の擦れる音や短冊がユラユラ揺れて、とても趣ある空間となりました。皆さんの願いが叶うよう、お祈りしました。









【地歌舞】
〇出演者紹介

          
   古澤 侑毘(舞)       フリップ・フレーヴィン(三弦)     菊ふじ 明歌(胡弓・琴)

〇内容
 七夕にちなんだ6つの演目を披露して頂きました。あたりも暗くなった静かな宵、胡弓や琴・三弦の音が大広間に響き、贅沢な時間がゆっくりと流れていきます。
 フリップ先生による三弦「勤行寺(こんきょうじ)」は仏教を少し茶化したようなもので、親しみやすい地歌だそうです。三弦の演奏に合わせて、語り・歌・早口言葉でひょうきんに表現され、思わず笑ってしまいそうになりました。早口言葉は仏教用語もあり難しいのですが、一度も噛まずにスラスラと話される様子は日本人も脱帽です。
 菊ふじ先生による胡弓「七夕」では演奏に合わせて会場の皆さんに歌って頂きました。最初は恥ずかしいせいか小さな歌声でしたが、曲が進むにつれ大きくなり、見事な合唱となりました。演奏が終わると皆さん笑顔でお互いに拍手をおくりました。
 最後は古澤先生の舞とフリップ先生の三弦・歌による「残月」です。若くして亡くなった娘の追善の曲で、「彼女は月の都に住んでいるのでしょうか。残された我々は月日がいたずらに過ぎていくばかり・・・」と悲しみを表現しています。大きなろうそくに火を付け、三弦と歌声に合わせて静かに舞う様子は、どこか儚げで惹きつけられます。ろうそくの香りと三弦や衣擦れの音が静かな大広間に広がり、とても幻想的な空間となりました。



 






【お食事】
 演目の後、しみんふくし滋賀「キッチンゆうゆう」のお料理をご堪能頂きました。
 大葉・キュウリ・サーモン・ハマチの海鮮巻きずしは紫陽花の葉に乗せて、そうめんの冷製サラダ仕立ては特製つゆと絡めてトマトと大葉でサッパリと暑い夜でも食べやすく仕上げました。他にも、カツオの香草てんぷら、甘エビのから揚げ、手作りヘルシーしゅうまい、夏野菜のチジミ、鶏手羽元のハーブソルト焼きなど、味はもちろん、見た目や栄養価にまでこだわって作っています。デザートは豆腐のレモンムース(マンゴーソース添え)でほのかな酸味と甘みが組み合わさったヘルシーなデザートとなっています。
 料理を運ぶと「キレイ!!」「美味しそう!!」と笑顔で嬉しいお言葉を頂きました。お食事中も「美味しいですね」「作りたての料理が食べられるなんて嬉しいです」とお声をかけて頂きました。
 お酒や料理を楽しむ方、お話しに花が咲く方、先生方にいろいろ質問されている方など皆さん思い思いに楽しんで頂き、賑やかな会場となりました。帰り際に「楽しかったです。」とお声をかけて頂き、こちらも大変嬉しく思いました。



 今回の「七夕の宴」も大盛況の中、無事に終えることが出来ました。ご協力頂きました皆さん、誠にありがとうございました。今後もしみんふくし滋賀では、皆さんにより楽しんで頂けるよう努力して参りますので、どうぞ宜しくお願いします。
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