2015年 重陽の節句
2015年09月25日
2015年 『重陽の節句 ~白拍子~ 』
2015年9月9日(水)に『重陽の節句』を開催しました。
【出演者】
井上 由理子 さん(白拍子舞人)
白拍子の芸能を舞、歌、楽、語り等によって創作。『平家物語』等の古典作品を
はじめ、宮沢賢治の世界観や神社縁起ゆかりの作品などを演じる。
様々な著書も出版され、流儀を持たず遊行の芸能者として活動する。
菊の着綿
伊藤 えり さん(笙の演奏)
多忠磨、多忠輝、芝祐靖、松井北斗、宮田まゆみの各師に師事。天皇皇后両陛下ご観覧の公演や海外公演にも
参加。またスタンフォード大学のセミナーにて雅楽の講義を行う。
現在は雅楽の源流に触れながら笙や雅楽の現代性にも注目、紹介・普及に努める。
【内容】
演目は『祇王』と『重陽』の2つ。舞や語りの間に白拍子の説明もあり、野間邸の大広間に響く琵琶や笙の音色、語り、舞、衣擦れの音に至るまで聴く人を釘付けにします。白拍子の説明も、流れるような所作とどことなく儚げで落ち着いた声でそれ自体が一つの演目であるようでした。
舞の井上さんが退出され、菊のお香を焚いて再登場された時は、優しい菊の香りが大広間に広がり、白拍子の世界にさらに引き込まれていきます。重陽の節句では菊についた朝露を綿でとり(菊の着綿)、その綿で体を拭き長寿を祈ります。井上さんから「本日お越しいただいた皆様の長寿をお祈りします」とお言葉がありました。
演奏の後、お二人から笙の紹介と今日の演奏の説明がありました。笙は1400年の歴史がある日本最古の楽器で、昔は高貴な人しかさわれない貴重なものでした。東大寺正倉院には今も当時の笙が保管され、音も昔のまま変わってないとか。ただ笙はとても繊細な楽器で演奏前や演奏中、演奏後に温めてリードの湿気をとらないと綺麗な音が出ないなどのお話しがありました。
歌の紹介では『越天楽』には三調子あり、今回は『盤渉調(ばんしきちょう)』であったとのこと。越天楽は三調子ですが『調』は六調子あり、『盤渉調調子』の他に『壱越調調子(いちこつちょうのちょうし)』、『平調調子(ひようじようのちょうし)』などがあります。各『調』は自然・宇宙・臓器にまで例えられていて『平調調子』は秋の季節を表します。
【お食事】
今回もしみんふくし滋賀の給食事業『キッチンゆうゆう』の職員が腕によりをかけた料理を皆さんに召し上がって頂きました。重陽の節句にちなんで食用菊を使った菊御膳。見た目も美しくめずらしいもので「初めて食べました!!」、「とってもきれいですね!!」と皆さんに喜んで頂けました。もちろん「美味しい!!」と大好評。皆さんの笑い声で溢れた楽しい食事会となりました。
当日は台風で朝から雨が強かったのですが、イベント中は降らず静かな空間で舞と演奏を楽しめました。演者の方からも「野間邸の雰囲気が良く楽しく演奏出来ました」と喜んで頂けました。お客さまからも「こんな楽しいイベントをされてたなんて知りませんでした!!また何かあれば教えて下さいね」とお声を頂きました。
これからも皆さんに喜んで頂けるよういろいろなイベントを企画してまいりますので、宜しくお願い致します!!
さて、次回のイベントは
2015年10月17日(土)『第11回野間邸寄席』です!!。お馴染となりました桂米平さんをはじめ7代目月亭文都さん、桂米輝さんの3名。月亭文都さんは「なにわ芸術祭最優秀新人賞」の他、様々な賞を受賞。誠実さをモットーに幅広い年齢層に対応した芸を追求されています!!桂米輝さんは桂米團治の弟子。簡単なピアノの修理も出来るなど多才な方。1デシベルでも多くの笑い声を浴びれるようにと日々精進されています。このようなプロの噺家による野間邸寄席!!毎回皆さんの大きな笑い声で会場が揺れています!!是非ともお誘い合わせのうえお越し下さい!!
詳しい情報は随時ホームページに掲載しますので、どうぞお誘い合わせのうえお越し下さいますようお願いします。皆さんと一緒に楽しいひと時を過ごせますよう、心よりお待ちしております。
※詳しくはこちらをクリック!!
2015年9月9日(水)に『重陽の節句』を開催しました。
【出演者】
井上 由理子 さん(白拍子舞人)
白拍子の芸能を舞、歌、楽、語り等によって創作。『平家物語』等の古典作品を
はじめ、宮沢賢治の世界観や神社縁起ゆかりの作品などを演じる。
様々な著書も出版され、流儀を持たず遊行の芸能者として活動する。
菊の着綿
伊藤 えり さん(笙の演奏)
多忠磨、多忠輝、芝祐靖、松井北斗、宮田まゆみの各師に師事。天皇皇后両陛下ご観覧の公演や海外公演にも
参加。またスタンフォード大学のセミナーにて雅楽の講義を行う。
現在は雅楽の源流に触れながら笙や雅楽の現代性にも注目、紹介・普及に努める。
【内容】
演目は『祇王』と『重陽』の2つ。舞や語りの間に白拍子の説明もあり、野間邸の大広間に響く琵琶や笙の音色、語り、舞、衣擦れの音に至るまで聴く人を釘付けにします。白拍子の説明も、流れるような所作とどことなく儚げで落ち着いた声でそれ自体が一つの演目であるようでした。
舞の井上さんが退出され、菊のお香を焚いて再登場された時は、優しい菊の香りが大広間に広がり、白拍子の世界にさらに引き込まれていきます。重陽の節句では菊についた朝露を綿でとり(菊の着綿)、その綿で体を拭き長寿を祈ります。井上さんから「本日お越しいただいた皆様の長寿をお祈りします」とお言葉がありました。
演奏の後、お二人から笙の紹介と今日の演奏の説明がありました。笙は1400年の歴史がある日本最古の楽器で、昔は高貴な人しかさわれない貴重なものでした。東大寺正倉院には今も当時の笙が保管され、音も昔のまま変わってないとか。ただ笙はとても繊細な楽器で演奏前や演奏中、演奏後に温めてリードの湿気をとらないと綺麗な音が出ないなどのお話しがありました。
歌の紹介では『越天楽』には三調子あり、今回は『盤渉調(ばんしきちょう)』であったとのこと。越天楽は三調子ですが『調』は六調子あり、『盤渉調調子』の他に『壱越調調子(いちこつちょうのちょうし)』、『平調調子(ひようじようのちょうし)』などがあります。各『調』は自然・宇宙・臓器にまで例えられていて『平調調子』は秋の季節を表します。
【お食事】
今回もしみんふくし滋賀の給食事業『キッチンゆうゆう』の職員が腕によりをかけた料理を皆さんに召し上がって頂きました。重陽の節句にちなんで食用菊を使った菊御膳。見た目も美しくめずらしいもので「初めて食べました!!」、「とってもきれいですね!!」と皆さんに喜んで頂けました。もちろん「美味しい!!」と大好評。皆さんの笑い声で溢れた楽しい食事会となりました。
当日は台風で朝から雨が強かったのですが、イベント中は降らず静かな空間で舞と演奏を楽しめました。演者の方からも「野間邸の雰囲気が良く楽しく演奏出来ました」と喜んで頂けました。お客さまからも「こんな楽しいイベントをされてたなんて知りませんでした!!また何かあれば教えて下さいね」とお声を頂きました。
これからも皆さんに喜んで頂けるよういろいろなイベントを企画してまいりますので、宜しくお願い致します!!
さて、次回のイベントは
2015年10月17日(土)『第11回野間邸寄席』です!!。お馴染となりました桂米平さんをはじめ7代目月亭文都さん、桂米輝さんの3名。月亭文都さんは「なにわ芸術祭最優秀新人賞」の他、様々な賞を受賞。誠実さをモットーに幅広い年齢層に対応した芸を追求されています!!桂米輝さんは桂米團治の弟子。簡単なピアノの修理も出来るなど多才な方。1デシベルでも多くの笑い声を浴びれるようにと日々精進されています。このようなプロの噺家による野間邸寄席!!毎回皆さんの大きな笑い声で会場が揺れています!!是非ともお誘い合わせのうえお越し下さい!!
詳しい情報は随時ホームページに掲載しますので、どうぞお誘い合わせのうえお越し下さいますようお願いします。皆さんと一緒に楽しいひと時を過ごせますよう、心よりお待ちしております。
※詳しくはこちらをクリック!!
2015年 七夕の宴
2015年07月16日
2015年 『七夕の宴 ~ギターソロ演奏会~ 』
2015年7月7日(火)に『七夕の宴』を開催しましたのでご紹介します。
【笹飾り】
今年も「材久さん」と「グループホーム出町」の利用者さんに作って頂いた笹飾りや願い事を書いた短冊を『生き生きクラブ』の皆さんに飾り付けして頂きました。竹と短冊が風で揺られサラサラと音を立てる様子は野間邸の大広間や窓から見える日本庭園と相まってとても趣がありました。
願い事には「健康」や「安全」に関してが多く書かれていました。「今の幸せが続きます様に」と書かれた短冊には心が温かくなりました。皆さんの願い事が叶いますように。
【ギターソロ演奏会】
演奏:小山清先生
新堀ギターの創始者、新堀寛巳博士よりギターのあらゆる分野を学び、ギターオーケストラの指揮者として幾多の海外公演を行う。2005年5月近江八幡市に「滋賀新堀ギター音楽院」を開校。多くの方にギターの素晴らしさを知ってほしいと講師として活躍中。
演奏曲は「七夕さま」や「星に願いを」など七夕にちなんだ曲から始まり、「禁じられた遊びより “愛のロマンス”」や「酒は涙か溜息か」、「また君に恋してる」といったバラエティー豊かな全12曲でした。野間邸の大広間にギターの綺麗な音色が響き渡り、皆さんうっとりと耳を傾けられていました。曲の合間には先生から曲の説明や思い出話もあり、曲の世界に入り込んでいけました。
【お食事】
ギターの素晴らしい演奏の後はお食事です。しみんふくし滋賀「キッチンゆうゆう」の職員が腕をふるった「七夕メニュー」。七夕にちなんで5色のテーマで作ってもらいました。そうめんのつけダレは「大豆ソース」、のりと酢飯が反対になっている「海鮮裏巻き寿司」にはイクラも添えて、てんぷらは抹茶塩でと一品一品こだわりが見られます。
見た目も豪華で皆さんから「美味しい!!」と大好評を頂きました。お酒も少し呑まれてか、楽しそうな話し声や笑い声がいたるところで聞こえてきました。
お食事の後には先生のはからいでギターの演奏に合わせて皆で「ふるさと」を歌いました。先程の静かに聴いていた演奏とは違い、今度は楽しそうな歌声が大広間に響きわたりました。それぞれ心に残る七夕の宴を楽しんで頂けました。
心配していた雨もちょうど止んで、少し涼しくて過しやすいなか、七夕の宴を無事終えることが出来ました。雨上がりの澄んだ空気に響くギターの音色はとてもキレイで心が癒されました 。演奏して頂いた先生をはじめ、準備頂いた生き生きクラブの皆さん、利用者の皆さん、誠にありがとうございました。
さて、次回のイベントは
2015年9月9日(水)『重陽の節句 ~白拍子の舞~』です。白拍子は平安時代から鎌倉時代にかけて起こった歌舞の一種で、巫女舞が原点であると言われています。白拍子の舞・歌・語りを解説付きで楽しいんで頂けます。
詳しい情報は随時ホームページに掲載しますので、どうぞお誘い合わせのうえお越し下さいますようお願いします。皆さんと一緒に楽しいひと時を過ごせますよう、心よりお待ちしております。
2015年7月7日(火)に『七夕の宴』を開催しましたのでご紹介します。
【笹飾り】
今年も「材久さん」と「グループホーム出町」の利用者さんに作って頂いた笹飾りや願い事を書いた短冊を『生き生きクラブ』の皆さんに飾り付けして頂きました。竹と短冊が風で揺られサラサラと音を立てる様子は野間邸の大広間や窓から見える日本庭園と相まってとても趣がありました。
願い事には「健康」や「安全」に関してが多く書かれていました。「今の幸せが続きます様に」と書かれた短冊には心が温かくなりました。皆さんの願い事が叶いますように。
【ギターソロ演奏会】
演奏:小山清先生
新堀ギターの創始者、新堀寛巳博士よりギターのあらゆる分野を学び、ギターオーケストラの指揮者として幾多の海外公演を行う。2005年5月近江八幡市に「滋賀新堀ギター音楽院」を開校。多くの方にギターの素晴らしさを知ってほしいと講師として活躍中。
演奏曲は「七夕さま」や「星に願いを」など七夕にちなんだ曲から始まり、「禁じられた遊びより “愛のロマンス”」や「酒は涙か溜息か」、「また君に恋してる」といったバラエティー豊かな全12曲でした。野間邸の大広間にギターの綺麗な音色が響き渡り、皆さんうっとりと耳を傾けられていました。曲の合間には先生から曲の説明や思い出話もあり、曲の世界に入り込んでいけました。
【お食事】
ギターの素晴らしい演奏の後はお食事です。しみんふくし滋賀「キッチンゆうゆう」の職員が腕をふるった「七夕メニュー」。七夕にちなんで5色のテーマで作ってもらいました。そうめんのつけダレは「大豆ソース」、のりと酢飯が反対になっている「海鮮裏巻き寿司」にはイクラも添えて、てんぷらは抹茶塩でと一品一品こだわりが見られます。
見た目も豪華で皆さんから「美味しい!!」と大好評を頂きました。お酒も少し呑まれてか、楽しそうな話し声や笑い声がいたるところで聞こえてきました。
お食事の後には先生のはからいでギターの演奏に合わせて皆で「ふるさと」を歌いました。先程の静かに聴いていた演奏とは違い、今度は楽しそうな歌声が大広間に響きわたりました。それぞれ心に残る七夕の宴を楽しんで頂けました。
心配していた雨もちょうど止んで、少し涼しくて過しやすいなか、七夕の宴を無事終えることが出来ました。雨上がりの澄んだ空気に響くギターの音色はとてもキレイで心が癒されました 。演奏して頂いた先生をはじめ、準備頂いた生き生きクラブの皆さん、利用者の皆さん、誠にありがとうございました。
さて、次回のイベントは
2015年9月9日(水)『重陽の節句 ~白拍子の舞~』です。白拍子は平安時代から鎌倉時代にかけて起こった歌舞の一種で、巫女舞が原点であると言われています。白拍子の舞・歌・語りを解説付きで楽しいんで頂けます。
詳しい情報は随時ホームページに掲載しますので、どうぞお誘い合わせのうえお越し下さいますようお願いします。皆さんと一緒に楽しいひと時を過ごせますよう、心よりお待ちしております。
第10回 野間邸寄席
2015年04月27日
第10回 野間邸寄席
2015/04/25(土)に第10回野間邸寄席を開催しました。
「野間邸寄席」とは、野間清六邸をたくさんの方々に楽しんで頂き、地域交流をより一層深めて頂けるように年2回のペースで開催している、アットホームな落語会です!!
【出演者】
〇桂 米平さん 〇桂 三歩さん 〇桂 團治郎さん
〇吉崎 律子さん(三味線)
【落語】
まずは3名による落語。噺家さん一人ひとりの個性ある落語は会場の雰囲気をガラっと変えてくれます。
一人目は桂團治郎さん。米朝一門最年少の26歳で噺家さんの中でも若い方。ちなみに上方落語協会で発売されている男前カレンダー「上方落語美笑男」に選ばれる程のイケメンさんです!!
落語も大きな声で元気溢れる、若いパワーを感じました。しかも物怖じせずに最後まで堂々とお話しされるところはやはりプロ!!トップバッターとして会場を盛り上げてくれました。
二人目は桂米平さん。野間邸寄席ではお馴染となりました桂米朝の直弟子であるベテラン。落語の前に先日お亡くなりになった米朝さんの思い出話で会場を沸かせてくれました。
落語は短いものを3つお話し頂きました。良く通る聞き取りやすい声とテンポの良い話し方で会場も大盛り上がり。米平さんの落語はおもしろいだけでなく、いつも感心させられます。
最後に桂三歩さん。米平さんとは同期にあたるそうで六代目桂文枝さんの直弟子。お囃子で「365歩のマーチ」が流れたと思うと満面の笑みで登場。その明るい陽気な雰囲気に登場しただけで会場から笑いが溢れます。
昨年『平成26年大桑文化賞奨励賞受賞』を受賞されたとのことで表彰状(カラーコピー)とメダルも見せて頂きました。落語も古典ではなく師匠が作った新作落語を披露。落語の中に「運動会」や「キラキラネーム」といった言葉も飛び出し、とても新鮮でした!!
【立体紙芝居】
今回はいつもの大喜利に替えて、米平さんに最近ではなかなかお目にかかれない珍芸「立体紙芝居」を披露して頂きました。演目は皆さんご存知「シンデレラ」。紙芝居はすべて米平さんの手作りだそうです。
普通の紙芝居と何が違うのか?絵が動いたり、お話しの設定がちょっと違っていたり、米平さんが登場人物になりすましたりと、お話しの中に笑いの要素をたくさん取り入れられています!!細かい芸に次々飛び出す笑いの仕掛けで大笑いのシンデレラとなりました。
【福引大会】
今回は第10回記念ということで米平さんのご厚意で福引大会を行いました。景品は出演者のサインや米朝事務所で売られている手ぬぐいや扇子、ネタ帳など10種類以上!!中には米朝さんに関する非売品の物や今は販売されていない貴重な物まで準備して頂きました。
米平さんがくじを引き、團治郎さんがお客さんに景品を手渡ししていきます。続々と景品がお客さんに当たって会場が盛り上がってきたころ、ひょいと三歩さんが登場!!「この表彰状(カラーコピー)も景品としてお渡ししますわ。」と落語の中で紹介して下さった表彰状を持って来られました。この三歩さんの登場に皆大笑い。「おもろい人やわ!!」と三歩さんの人柄に最後まで楽しませて頂きました。
お天気も良くそよ風が大広間に入ってくる気持ちの良い寄席となりました。寄席が終わった後もお庭を見ながらお茶やコーヒーを飲み余韻を楽しんで頂きました。「おもしろかった!!」「また楽しみにしてるよ。」「次もまた来るからね!!」と笑顔で帰られていくお客さんが多く嬉しく思いました。
さて次回はどんな噺家さんがどのようなおはなしをしてくれるのか今から期待に胸がふくらみます!!皆さんとまた大笑い出来ることを楽しみにしております♪
※詳細が決定しましたら随時HPにて紹介します!!
※出演者の方々をはじめ、地域の方々のご理解とご協力のおかげで、第10回野間邸寄席を無事終えることが出来ました。お越し頂いた多くの方々と一緒に楽しい時間を過ごすことが出来ました。誠にありがとうございました。
2015/04/25(土)に第10回野間邸寄席を開催しました。
「野間邸寄席」とは、野間清六邸をたくさんの方々に楽しんで頂き、地域交流をより一層深めて頂けるように年2回のペースで開催している、アットホームな落語会です!!
【出演者】
〇桂 米平さん 〇桂 三歩さん 〇桂 團治郎さん
〇吉崎 律子さん(三味線)
【落語】
まずは3名による落語。噺家さん一人ひとりの個性ある落語は会場の雰囲気をガラっと変えてくれます。
一人目は桂團治郎さん。米朝一門最年少の26歳で噺家さんの中でも若い方。ちなみに上方落語協会で発売されている男前カレンダー「上方落語美笑男」に選ばれる程のイケメンさんです!!
落語も大きな声で元気溢れる、若いパワーを感じました。しかも物怖じせずに最後まで堂々とお話しされるところはやはりプロ!!トップバッターとして会場を盛り上げてくれました。
二人目は桂米平さん。野間邸寄席ではお馴染となりました桂米朝の直弟子であるベテラン。落語の前に先日お亡くなりになった米朝さんの思い出話で会場を沸かせてくれました。
落語は短いものを3つお話し頂きました。良く通る聞き取りやすい声とテンポの良い話し方で会場も大盛り上がり。米平さんの落語はおもしろいだけでなく、いつも感心させられます。
最後に桂三歩さん。米平さんとは同期にあたるそうで六代目桂文枝さんの直弟子。お囃子で「365歩のマーチ」が流れたと思うと満面の笑みで登場。その明るい陽気な雰囲気に登場しただけで会場から笑いが溢れます。
昨年『平成26年大桑文化賞奨励賞受賞』を受賞されたとのことで表彰状(カラーコピー)とメダルも見せて頂きました。落語も古典ではなく師匠が作った新作落語を披露。落語の中に「運動会」や「キラキラネーム」といった言葉も飛び出し、とても新鮮でした!!
【立体紙芝居】
今回はいつもの大喜利に替えて、米平さんに最近ではなかなかお目にかかれない珍芸「立体紙芝居」を披露して頂きました。演目は皆さんご存知「シンデレラ」。紙芝居はすべて米平さんの手作りだそうです。
普通の紙芝居と何が違うのか?絵が動いたり、お話しの設定がちょっと違っていたり、米平さんが登場人物になりすましたりと、お話しの中に笑いの要素をたくさん取り入れられています!!細かい芸に次々飛び出す笑いの仕掛けで大笑いのシンデレラとなりました。
【福引大会】
今回は第10回記念ということで米平さんのご厚意で福引大会を行いました。景品は出演者のサインや米朝事務所で売られている手ぬぐいや扇子、ネタ帳など10種類以上!!中には米朝さんに関する非売品の物や今は販売されていない貴重な物まで準備して頂きました。
米平さんがくじを引き、團治郎さんがお客さんに景品を手渡ししていきます。続々と景品がお客さんに当たって会場が盛り上がってきたころ、ひょいと三歩さんが登場!!「この表彰状(カラーコピー)も景品としてお渡ししますわ。」と落語の中で紹介して下さった表彰状を持って来られました。この三歩さんの登場に皆大笑い。「おもろい人やわ!!」と三歩さんの人柄に最後まで楽しませて頂きました。
お天気も良くそよ風が大広間に入ってくる気持ちの良い寄席となりました。寄席が終わった後もお庭を見ながらお茶やコーヒーを飲み余韻を楽しんで頂きました。「おもしろかった!!」「また楽しみにしてるよ。」「次もまた来るからね!!」と笑顔で帰られていくお客さんが多く嬉しく思いました。
さて次回はどんな噺家さんがどのようなおはなしをしてくれるのか今から期待に胸がふくらみます!!皆さんとまた大笑い出来ることを楽しみにしております♪
※詳細が決定しましたら随時HPにて紹介します!!
※出演者の方々をはじめ、地域の方々のご理解とご協力のおかげで、第10回野間邸寄席を無事終えることが出来ました。お越し頂いた多くの方々と一緒に楽しい時間を過ごすことが出来ました。誠にありがとうございました。
『社会福祉法人しみんふくし滋賀』認可
2015年04月01日
「社会福祉法人しみんふくし滋賀」設立が認可されました。
【設立について】
昨年10月、しみんふくし滋賀は、野洲市の待機児童解消を図るため市有地を活用し保育施設の設置・運営を行う法人に選定されました。その設置・運営のため、社会福祉法人格の取得を、昨年12月の臨時総会でご承認を頂き、設立に向け手続きを進めていました。平成27年4月1日、「社会福祉法人しみんふくし滋賀」の設立が野洲市より認可され、4月6日設立登記が完了しました。
【今後の予定】
平成28年4月1日開所予定で「しみんふくし保育の家竹が丘」の新設に向け事業を進めています。「しみんふくし保育の家竹が丘」は、敷地面積約3,000㎡、定員120名の保育所を計画しています。働く保護者がいつでも安心して仕事に従事できるよう支援し、自然に恵まれた環境の中で、豊な感性を育み子ども達の健やかな成長を支援するとともに、地域社会の要請にこたえられる保育所づくりをします。そのために、多目的ホールを活用して家庭や地域住民に開かれた保育所とし、様々な世代との交流活動を図り、地域コミュニティの一端を担って行きます。
【設立について】
昨年10月、しみんふくし滋賀は、野洲市の待機児童解消を図るため市有地を活用し保育施設の設置・運営を行う法人に選定されました。その設置・運営のため、社会福祉法人格の取得を、昨年12月の臨時総会でご承認を頂き、設立に向け手続きを進めていました。平成27年4月1日、「社会福祉法人しみんふくし滋賀」の設立が野洲市より認可され、4月6日設立登記が完了しました。
【今後の予定】
平成28年4月1日開所予定で「しみんふくし保育の家竹が丘」の新設に向け事業を進めています。「しみんふくし保育の家竹が丘」は、敷地面積約3,000㎡、定員120名の保育所を計画しています。働く保護者がいつでも安心して仕事に従事できるよう支援し、自然に恵まれた環境の中で、豊な感性を育み子ども達の健やかな成長を支援するとともに、地域社会の要請にこたえられる保育所づくりをします。そのために、多目的ホールを活用して家庭や地域住民に開かれた保育所とし、様々な世代との交流活動を図り、地域コミュニティの一端を担って行きます。