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Posted by 滋賀咲くブログ at

2016年 重陽の節句 ~町家でシャンソン Kusuyoコンサート~

2016年11月24日

 今年の『重陽の節句』はシャンソン歌手のKusuyoさんをお招きし、コンサートを開催しました。

【出演者の紹介】 

Kusuyoさん(シャンソン歌手)
滋賀県守山市在中。
プロ歌手としてのデビュー時から禅を学び、禅の教えを礎に『生命(いのち)と心の煌めき』を独自の世界観で歌を介し表現する。
全国各地でコンサート、ディナーショー等を開催。
毎年、障害のある方へのチャリティーコンサートも行っている。
      
                                                            
【お食事】
 しみんふくし滋賀の給食事業『キッチンゆうゆう』の職員が腕によりをかけた料理をご堪能頂きました。重陽の節句にちなんでご飯と和え物には食用菊を入れました。また滋賀の名産であるもろこや永源寺こんにゃくを使用した料理は大人気!!みなさんに「おいしい!!」、「菊を使うとはめずらしい!!」と大好評でした。




【コンサート】
 『シャンソン』と聞くと、「言葉は知っているけどんな歌?」と疑問を持たれる方が多いのではないでしょうか。シャンソンとはフランス語で「歌」を意味する言葉です。日本で言うシャンソンは「フランス歌謡曲」を指し、内容としては恋愛ものや人生の転機を歌にしたものが多いそうです。
 Kusuyoさんも曲によってそれぞれの主人公になりきられていました。明るく楽しげだったり、静かにどこか憂いを帯びた表情だったりと、まるで歌の情景が目に浮かぶようでKusuyoさんの世界に引き込まれました。女性の明るさ、悲しさ、艶やかさなどを上手に表現されていて、客席に向かってセリフを投げかけられる時、目が合うとドキッとするほどでした。
 後半は衣装もチェンジされ、改めて新鮮な気持ちで見ることが出来ました。客席の間を歌いながら歩かれ、目が合うお客さんに手を振ったり話しかけるようなしぐさをとられ、会場は盛り上がりました。最後にクラシック曲の「アヴェ・マリア」を披露され、会場もそれまでの陽気な雰囲気とは一転し、静かなムードのある雰囲気へと変わりました。綺麗な透き通った声が野間邸の広間に響きわたり、とても厳かな神聖な空気が流れました。歌い終わった後に会場から「すごい鳥肌が立った」「涙がでそうになった」と声が上がり、皆さんとても感動されていました。




 心配していたお天気にも恵まれ、無事に重陽の節句を終えることが出来ました。Kusuyoさんをはじめ、ご協力頂きました皆さん、本当にありがとうございました。お申し込みが多く、今回お断りをさせて頂いた皆様もどうぞ次回にご期待下さい。

 さて、次のイベントは
2016年10月30日(日)『第13回野間邸寄席』です!!。お馴染となりました桂米平さんをはじめ笑福亭飛梅さん、桂しん吉さんにお越し頂きます。毎回、新しい噺家さんをお迎えしての野間邸寄席は会場が揺れるほどの大盛り上がり!!是非ともお誘い合わせのうえお越し下さい!!
 詳しい情報は随時ホームページに掲載しますので、どうぞお誘い合わせのうえお越し下さいますようお願いします。皆さんと一緒に楽しいひと時を過ごせますよう、心よりお待ちしております。
※詳しくはこちらをクリック!!






Posted by   社会福祉法人 しみんふくし滋賀 at 12:07 文化活動

第19回八幡掘まつり ~町並み灯り~

2016年11月24日

 2016年9月17日(土)・18日(日)に八幡堀まつりが開催され、しみんふくし滋賀も恒例の行事として参加しました。普段は未公開の野間清六邸を開放し、飲み物の販売と音楽会を開催、そしてスタンプラリーの地点となりました。

【灯り】
 二日目はあいにくの雨のためろうそくを灯すことが出来ませんでしたが、初日は数を減らして灯すことが出来ました。軒下など雨の当たらない場所に限られますが、それでもゆらゆらと揺らぐ灯りはなんとも幻想的でした。








【ギターアンサンブル】 
 初日は『湖風(うみかぜ)』さんによるギターアンサンブルです。まだ公演前の音合わせの段階でも、ギターの音色に誘われて数組のお客様にご来場頂きました。本番前にも関わらず皆さんウットリされていました。
 いざ公演が始まると多くの方にご来場頂き、通路に座っていただくことも。それでも皆さんギターの楽しい演奏に心弾ませているご様子。明るい曲ではみんなで手拍子をたたき盛り上がりました。演奏が終わると盛大な拍手の後、アンコールのご要望も!!演奏者の方がアンコールにお答えすると再び大きな拍手で迎えられました。お祭りの夜にふさわしい楽しい雰囲気となりました。







 
【琴・尺八・三味線・胡弓によるアンサンブル】
 二日目は『以音(いおん)』さんによる琴・尺八・三味線・胡弓とたくさんの楽器を使った演奏です。あいにくの雨で通りを歩いている方も少なかったのですが、いざ演奏がはじまると綺麗な音色に誘われ次々とご来場いただき、いつのまにか大広間いっぱいのお客様となりました。
 琴の弦をはじく乾いた音が大広間とマッチしてとても趣がありました。初日の賑やかさとは違って、雨の降る静かな空間に流れる琴や尺八などの音色で贅沢な時間を過ごせました。また、静かな曲ばかりでなく明るく楽しい曲が流れると小さいお子さんが音に合わせて踊りだして、会場が和やかになりました。
 演奏が終わった後に、実際に楽器を触らせて頂けました。先程の小さなお子さんも兄弟仲良く琴に興味深々。とても良い笑顔で琴を弾いていました。










【スタンプラリー】
 今回のしみんふくし滋賀はG地点でした。雨が降っても関係なく、連日多くの方がスタンプを押しに来られました。子どもの賑やかな声と足音が聞こえたと思うと、ひょこっと顔を出して「あった!!ここや!!」と楽しそうでした。たまたまスタンプを押しに来た方もギターやお琴の演奏に気付くと、中をのぞきこまれたりそのまま外で聴かれたりと楽しんで頂きました。

 
 


 今回は悪天候にも関わらず多くの方に野間邸を楽しんで頂きました。灯りが少なかったのは残念ですが、それでも幻想的な雰囲気を満喫して頂けました。ご協力頂きました『湖風』さん、『以音』さんのおかげで今年も大盛況で終えることが出来ました。誠にありがとうございました。
 さて、次のイベントは
2016年10月30日(日)『第13回野間邸寄席』です!!。お馴染となりました桂米平さんをはじめ笑福亭飛梅さん、桂しん吉さんにお越し頂きます。毎回、新しい噺家さんをお迎えしての野間邸寄席は会場が揺れるほどの大盛り上がり!!是非ともお誘い合わせのうえお越し下さい!!
 詳しい情報は随時ホームページに掲載しますので、どうぞお誘い合わせのうえお越し下さいますようお願いします。皆さんと一緒に楽しいひと時を過ごせますよう、心よりお待ちしております。
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Posted by   社会福祉法人 しみんふくし滋賀 at 12:07 文化活動

2016年 七夕の宴 ~地歌舞~

2016年07月14日


2016年7月7日(木)に「七夕の宴 ~地歌舞~」を開催しましたのでご紹介します。

【笹飾り】
 しみんふくし滋賀「材久さん」・「グループホーム出町」の利用者さんに作って頂いた笹飾りを、「生き生きクラブ」の皆さんに飾り付けして頂きました。大広間に風が吹くと、笹の葉の擦れる音や短冊がユラユラ揺れて、とても趣ある空間となりました。皆さんの願いが叶うよう、お祈りしました。









【地歌舞】
〇出演者紹介

          
   古澤 侑毘(舞)       フリップ・フレーヴィン(三弦)     菊ふじ 明歌(胡弓・琴)

〇内容
 七夕にちなんだ6つの演目を披露して頂きました。あたりも暗くなった静かな宵、胡弓や琴・三弦の音が大広間に響き、贅沢な時間がゆっくりと流れていきます。
 フリップ先生による三弦「勤行寺(こんきょうじ)」は仏教を少し茶化したようなもので、親しみやすい地歌だそうです。三弦の演奏に合わせて、語り・歌・早口言葉でひょうきんに表現され、思わず笑ってしまいそうになりました。早口言葉は仏教用語もあり難しいのですが、一度も噛まずにスラスラと話される様子は日本人も脱帽です。
 菊ふじ先生による胡弓「七夕」では演奏に合わせて会場の皆さんに歌って頂きました。最初は恥ずかしいせいか小さな歌声でしたが、曲が進むにつれ大きくなり、見事な合唱となりました。演奏が終わると皆さん笑顔でお互いに拍手をおくりました。
 最後は古澤先生の舞とフリップ先生の三弦・歌による「残月」です。若くして亡くなった娘の追善の曲で、「彼女は月の都に住んでいるのでしょうか。残された我々は月日がいたずらに過ぎていくばかり・・・」と悲しみを表現しています。大きなろうそくに火を付け、三弦と歌声に合わせて静かに舞う様子は、どこか儚げで惹きつけられます。ろうそくの香りと三弦や衣擦れの音が静かな大広間に広がり、とても幻想的な空間となりました。



 






【お食事】
 演目の後、しみんふくし滋賀「キッチンゆうゆう」のお料理をご堪能頂きました。
 大葉・キュウリ・サーモン・ハマチの海鮮巻きずしは紫陽花の葉に乗せて、そうめんの冷製サラダ仕立ては特製つゆと絡めてトマトと大葉でサッパリと暑い夜でも食べやすく仕上げました。他にも、カツオの香草てんぷら、甘エビのから揚げ、手作りヘルシーしゅうまい、夏野菜のチジミ、鶏手羽元のハーブソルト焼きなど、味はもちろん、見た目や栄養価にまでこだわって作っています。デザートは豆腐のレモンムース(マンゴーソース添え)でほのかな酸味と甘みが組み合わさったヘルシーなデザートとなっています。
 料理を運ぶと「キレイ!!」「美味しそう!!」と笑顔で嬉しいお言葉を頂きました。お食事中も「美味しいですね」「作りたての料理が食べられるなんて嬉しいです」とお声をかけて頂きました。
 お酒や料理を楽しむ方、お話しに花が咲く方、先生方にいろいろ質問されている方など皆さん思い思いに楽しんで頂き、賑やかな会場となりました。帰り際に「楽しかったです。」とお声をかけて頂き、こちらも大変嬉しく思いました。



 今回の「七夕の宴」も大盛況の中、無事に終えることが出来ました。ご協力頂きました皆さん、誠にありがとうございました。今後もしみんふくし滋賀では、皆さんにより楽しんで頂けるよう努力して参りますので、どうぞ宜しくお願いします。
 さて、次回は9月9日(金)に『重陽の節句 町家でシャンソン Kusuyoコンサート』を開催します。人気シャンソン歌手をお招きしてのコンサートで、全てイス席。早めのお申込みで席をゲットして下さい!!
 ※詳しくはこちらをクリック



Posted by   社会福祉法人 しみんふくし滋賀 at 08:00 文化活動

第12回 野間邸寄席

2016年04月20日

平成28年4月16(土)に『第12回野間邸寄席』を開催しましたのでご紹介します。

【喫茶】








 外にいるだけでポカポカと気持ちの良いお天気の中、野間邸のお庭や茶室で喫茶を楽しんで頂きました。緑が広がる日本庭園に赤の毛氈が映え、それだけで趣のある空間となります。お庭を眺めたり、お話をしたりと思い思いにおくつろぎ頂きました。

【落語】
  まずは一番お若い桂慶治郎さん。米団治さんのお弟子さんで、爽やかな笑顔とハキハキしたしゃべり方が印象的なイケメン好青年!!上方落語協会が発売しているイケメンカレンダー『上方落語美笑男』にも選ばれました。
 落語はちょっとまぬけなみかん売りのお話し。とぼけたみかん売りとそれを取り巻く町の人たちのおかしなやり取りを上手に表現され、トップバッターとして会場を大いに沸かせてくれました。




 二人目は桂出丸さん。長身でスラっとした体形にキリッとした目元のどこかクールなナイスミドル。慶治郎さんとは違った大人の魅力を感じます。
 しかし、落語が始まるとさすがは噺家さん!!整った顔を崩して酔っ払いになりきります。お話しが進むにつれ、顔が赤らんでるように見えてきて本当に酔っぱらっているかのような熱演ぶり。お調子者の酔っ払いと店主のやりとり、それと顔芸?で会場は大爆笑!!


 
 トリを飾るのはやはりこの方、桂米平さん。まあるく大きな体系とニコニコ笑顔ですべてを包み込んでくれます!!優しさあふれる癒し系です。
 落語は伊勢参りをする2人の男性と狐のお話。たまたま蹴飛ばした石ころが狐の頭にあたってしまい、狐に化かされて奇妙な体験をします。大きな川があらわれたり、お化けがでたりと翻弄されっぱなしの男性2人を身ぶり手ぶりでおかしく表現。途中お囃子も交えて大盛り上がりでした。



【大喜利】
 お客さんからお題をもらい、慶治郎さんと出丸さんが即座になぞかけをします。お題は「昼寝」。まずは出丸さんがすぐに手をあげます。
・「昼寝」とかけまして「心の病の方が2人」と解きます。そのこころは「うつ・うつ」
会場からは感嘆の声と拍手が送られます。次に慶治郎さんですが、「んー」と腕を組んで悩まれている様子。本人いわく、「たくさん出来たので、どれにしようか悩んでいます」とのこと。会場から笑いも起きたので、兄さん2人が場をつなぎます。2人の話をお客さんと一緒に聞いている様子の慶治郎さんに出丸さんがたまらず、「まだか?」とイジります。会場から笑いが起こったところで慶治郎さん、
・「昼寝」とかけまして「映画鑑賞」と解きます。そのこころは「まくら(真っ暗・枕)があると助かります」
「おぉーなるほど」と会場から称賛の拍手。「時間かけすぎ」と兄さん2人にまたイジられていました。
 次は慶治郎さんから出丸さんにプレゼントを送るという設定で、何を送るかは会場のお客さんが決め、それを2人が当てるというもの。2人はお客さんの反応を見ながら答えに近づけていきます。そのプレゼントはなんと「空きビン」!!会場の反応に翻弄されながら必死に考える2人とそれを笑う会場とで大盛り上がりしました。








【福引大会】
 最後にチケットの半券を利用した福引大会です。今回の景品は「コーヒー券」や「映画(マザーレイク)のチケット」、「次回野間邸寄席のチケット」、「演者さんの直筆サイン」と様々!!直筆サインはなかなかもらえる機会がないので大変貴重な景品となりました。次々と当選者が呼ばれ、「やったー」という喜びの声と「あー、おしい」という残念な声とが飛び交って大盛り上がり。当たったお客さんは良いお土産が出来たと大変喜ばれていました。









      慶治郎さん            出丸さん           米平さん           3人の寄せ書き
 


 心地よいお天気の中、第12回野間邸寄席を無事終えることが出来ました。今回初めて来られたお客さまからも「大変面白かったです!!次回も是非来させてもらいます。」と嬉しいお言葉を頂戴しました。これからも皆様に楽しんで頂けるよう、世話人会一同、精進してまいります。
 さて次回『第13回野間邸寄席』は平成28年10月30日(日)に開催を予定しています!!
噺家の生の声や表情、動きを間近で楽しめる野間邸寄席で、皆さんと一緒に思う存分笑って、心も身体もリフレッシュしてみませんか!!たくさんのご応募お待ちしております(*^_^*)








Posted by   社会福祉法人 しみんふくし滋賀 at 08:00 文化活動

『2015年 菊花展』を開催しました!!

2015年11月27日

【出品者の紹介】
 『レイカグリーン27;菊作り同好会』の皆様はレイカディア大学の卒業生からなる同好会で、自分たちが学んだことを活かし地域貢献のための活動をされています。さらに今回は飛び入りで立派な大菊の切花を地元の方が持ってきて下さり、一緒に展示させて頂きました。
 今年は約50鉢を展示して下さり、菊の運搬や配置、角度の微調整など細部にまでこだわり、野間邸の大広間と日本庭園に調和してとても趣のある雰囲気となりました。開催期間中はメンバーの方が水遣りをかねて来て下さり、来場された方に菊の説明や育て方などもお話しいただきました。



【作品の紹介】










                                    (画像をクリックして頂くと大きな画面でご覧になれます)

 展示した菊の種類:『古木づけ菊』、『懸崖菊』、『ドーム菊』、『大菊』、『小品盆栽』



【展示中の様子】 
 日中を通して肌寒くなり、冬の到来を感じさせる澄んだ冷たい空気の中、菊の鮮やかな色味が際立っていました。大広間には菊の香りが満ちて、その場にいるだけで心が安らぎます。
 「Z-TV」さんや「滋賀報知新聞」さんにも取材して頂いたおかげで、初めての方も多く来場されました。「こんなすばらしいものがあったなんて、知りませんでした」と喜んで頂けました。
 また、レイカグリーンさんによると、今年は気候の関係で白い花が多かったみたいです。しかし出来は自信作という言葉通り「いろいろ見たがここのものが一番素晴らしいです」と感心される方が多く、ゆっくりと堪能して頂きました。
 

 『レイカグリーン27;菊作り同好会』の皆様をはじめ、皆様のご理解、ご協力のおかげで今年も大盛況で終えることが出来ました。誠にありがとうございました。
 今後もより多くの方に楽しんで頂けるイベントを開催していきますので、どうぞよろしくお願い致します。









Posted by   社会福祉法人 しみんふくし滋賀 at 16:00 文化活動